インナービューティープリンセス

一般人もロイヤル級の輝きを手に入れたい!元CAママが内面を輝かせる簡単な方法をご紹介。一緒に美しさと豊かさを追求していきましょう

自己分析離れしたアラサー女子たちへのギフト本

 

プリンセスなインナービューティーを目指すれいかです☆今日も美しさに繋がる情報を発信します!

 

 今回はブックレビューです。
長谷川朋美さん著「自分の人生が愛おしくてたまらなくなる100の質問ノート」

 

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 はじめに

長谷川朋美さんは、経営者として様々なことを手がけていらっしゃいます。

アメーバブログではとても人気が高く、何冊も本を出版されています。

 

かなり前からこの方のことは知っており、何度かブログを読んだり著書も読んだりしたのですが、イマイチ・・・相性が合わない気がして遠のいていました。

 

それから数年後。

この本を知ったきっかけは王様のブランチです。

主人が王様のブランチ好きで(笑)我が家では毎週つけているのですが、私自身は家事や娘のお昼寝寝かしつけなどでめったに観ることはないんです。

ところが、その日ばかりは、私がテレビの真ん前に立った瞬間、この本の特集が始まり!

 

ビビビッ!ときました。直感です。

これは、意味があるな・・・と。

 

そして、売れている理由への興味もありました。

 

芸能人の本やダイエット本や今流行りのお医者様本なんかは売れやすいので、何万部〜とか分かるのですが・・・

この本は、今流行りの女性起業家の本です。

女性起業家や自己啓発や恋愛・スピリチュアル系の本って、今、ものすごく多くないですか?

本屋さんの棚をチラッと見ただけで、なんだか疲れてきます。

そしてこの分野、正直、飽和状態な気がします。

 

だって、言ってることは皆同じだし、ちゃんと推敲しているの?と心配になるほどの文章を見かけることもあるし・・・

だから、この本もそんな風だったら嫌だな〜と、ほんとうはあまり手に取りたくない気持ちが強かったです。

 

でも、3万部も売れているなら、よほど人気で固定客も沢山いるってことだろうな〜。

他とくらべて突出した何かがあるに違いないのです。

その秘密を知りたくてブログを拝見すると、海外リゾートの写真が沢山載っていて。

この方、ブランディングがめちゃくちゃ上手やな〜!ファンが多いのも納得!と思ったので。

ますます気になり、思い切って買ってみました。

 (まんまと商法にのっかるパターンですね、)

先入観

この本は、見ての通り、質問ノートです。

セルフコーチング。ざっくばらんにいえば、自己分析系です。

 

こういう”本当の自分”とか、

”答えは自分の中にある”的な、

”自己を見つめ直す”とか、

 

20代前半向けなイメージ。(自分がその時期にハマっていたから。笑)

 

「アラサーにもなって、こんな本、要る?!」などと思っていました。

自己分析なんかしなくたって自分は自分でしょっ

と・・・(自己分析や自己啓発に疲れたアラサーは無垢さを失っています)

 

 

ところが。ハイ、その先入観は大間違いでした。

こういう、自分の心と向き合う作業は、1度やってハイ終わり!じゃないんですよね。

 

なぜならば、人は変わっていくものだから。心は移り変わってゆくものだから。 

おそらくこのワーク、同じ日であっても、時間帯によって自分の答えが変わってきそう。

朝のパワフルな状態と夜のスローダウンした状態では、心の温度が違うので。

 

 セルフコーチングしてみた感想

真面目にひとつずつワークしていくと・・・

見えてくる、見えてくる!

心の中で混沌としている想いが。

頭の中で途切れ途切れになっていた望みたちが。

 

「あ〜、あの頃と変わってないんだなぁ」と、変わらない指針に気づいたり。

 

そうかと思えば、

 

「ん。これは今の私だからこそだな」と、新しい価値観を知ったり。

 

あれからもう何年経つのだろう?一生懸命本やノートに書いて、向き合って向き合って向き合っていた”あの頃”。

当然、”あの頃”考えていたことや書いたことを一言一句違わず覚えているわけはないのだけれど、でも、なんだか感覚的な部分で覚えている。

不思議。こんなこと思い出すことなんて、無かったのに。いきなり?

自分の心と向き合うって、す・・・すごい。

心のどこか、右上の奥のあたりでホタルの光のようにポワンと光って、教えてくれる。

 

ああそうか、そういうことか。

自分と向き合うって、時を経て何回も行うからこそ、意味があるものなのか。

 

 

変わらないものと新しいもの、いつのまにか捨てていたもの。

日々のTo Doに追われ、To Doの奴隷になり、そんな風な生活の流れに身を任せているだけでは気づけないこと、見えないこと。

ただ感じているだけ・考えているだけでは得られない、書くという作業で研ぎ澄まされていく感性。

 

そういう美しいものが、セルフコーチングにはあるのだということを知りました。

  

でもこれは反復していかないと意味がなさそうです。

これ、すごく重要です。

 

著者も推奨していますが、これは1ヶ月後・3ヶ月後・半年後・・・と、スパンを置いて見返したりもう一度トライしたりすることで、より効果が高まりそうです。

 

そしてなにより、繰り返し同じ質問を心に問いかけていくことで、”自分が愛おしくてたまらなくなる”んじゃないかと思いますので、ぜひこれは今後試していきたいです。

この本が残してくれた課題

久々にセルフコーチングのワークをしてみて、ひしひしと感じていることがあります。

気づかないふりをしないで、ここで宣言します。

 

自己分析のその先が大事

だということです。

 

一昔前の私は「ふ〜ん。私ってこうなんだ!」

で、満足して終わっていました。

それじゃあ人生何にも変わらないんですよね〜。

 

もう、アラサーです。娘も夫もいます。いい大人です。

いい加減、人生大躍進したいです。

 

自己分析のその先。

たぶん、”自己分析や自己啓発に疲れる”って、自分の目標や未来のために活かしきれていない証拠なんでしょうね。

う〜ん、耳が痛い。でも、大丈夫!!

と言い聞かせて、楽しみながら頑張ります。

 

 最後に

自己啓発や自己分析にハマって疲れ、それらと離れて久しいアラサー女子(女子。笑)たちにこそ、オススメしたい本です。

 

”あの頃”一生懸命自分と向き合った時間は、決して無駄じゃなくて。

自分自身と向き合ったことを、心はちゃんと覚えてくれていて。

 

・・・それが実感できる、尊い時間をぜひ経験してみてください。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。